
青栁就職活動の際、学生ながらに経営には興味があったので、仕事をしながら経営を学べる、その一点で入社を決意しました。当然、純粋にここで一番になろうという想いはあったので、1年目は、がむしゃらに営業活動に取り組む毎日。個人営業を通じて、保険の基礎を学びました。お客さまとの出会いはめいっぱいあるので、しっかり鍛えられます。この期間を終えた頃、あらためて同期の仲間を見渡すと、あ、みんな変わったなと感じ、逆に彼らから見れば、私の成長がわかったはずです。お互いに2年間、みっちり営業活動を続けた証ですね。
前田私も漠然とした想いで、この世界に入ってきましたが、続けられたのは、基本的にお客さまが好きだからだと思います。お客さまに寄り添っているという感覚。人として寄り添っていく。いわば絆、心の拠りどころと言ってもいいでしょう。5年間でどれだけ多くのお客さまに寄り添えるかが、この仕事の鍵を握っています。Face to Faceを大切にするその根幹は変わらない。長く勤め、「あなた、まだ頑張っているのね」というイメージを持っていただけると最高ですね。Ⅰ期、Ⅱ期は個人、法人の営業を通じ、保険とは何かを学びます。だけど、Ⅲ期からは生涯設計デザイナーとともにお客さまのところに伺い、お話を聞くという流れ。教えるばかりでなく、生涯設計デザイナーたちの営業スタイルから、あらためて発見することも多いですよ。

青栁東北赴任で東日本大震災を経験しました。あのときの生涯設計デザイナーの動き。なぜ生涯設計デザイナーたちは、水もない、バスもでない、食料もないというときに、あんなに被災地を回れたんだろう。安否確認しています、大丈夫でしたか。給付金の請求漏れはありませんか。そんなことを気にかけながら、動いていました。
前田精神的に極限に近いあの状態で、そこまでお客さまのことを考え行動できたとなれば、素晴らしいこと。感動しますよ。
青栁そうです。赴任時の一番の衝撃でした。それほど、お客さまのことを想って働いていたんだなと。いざというときの動き方がぜんぜん違う。これが生涯設計デザイナー本来の活動。万一の際にサポートをする。まさに、生命保険の営業を目の当たりにした瞬間でした。
前田人は、人によって磨かれる。決して知識、学問だけではない。私はこの言葉が好きで、ずっと信じています。Ⅰ〜Ⅴ期のカリキュラムでは、まさにそれを体感することができる。お客さまに磨かれ、支社の生涯設計デザイナーたちに磨かれ、そんな中で生涯設計デザイナーに対する想いを強く持てるようになりました。数字とは切っても切り離せない世界なのに、心に響くシーンが積み重なっていく。充実した毎日です。