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WORK LEADERS'SESSION WORK LEADERS'SESSION

SESSION01 機関経営職ならではの責任がある SESSION01 機関経営職ならではの責任がある

青栁オフィス長になると、生涯設計デザイナーが20~50名程度在籍する営業オフィスのトップとして配属されます。ただし、ただのまとめ役ではなく、人事・労務・業績管理・経営資金管理・部下の育成など、多岐にわたる業務をマネジメントする、いわば中小企業の社長のような存在。責任の重みが違ってきます。それぞれの生涯設計デザイナーの生活はもちろん、その家族の人生にまで関わってくる。難問山積は当たり前。それだけに、自分が携わって生涯設計デザイナーが成長できたとなれば、非常に充実感があり、感動もひとしおです。

前田私の場合、基本は、率先垂範。例えば、外はザーザー降りの雨。こんなときは、私がまず「行こう」と言うようにしています。やりたくない本音との闘い。汚いことこそ、率先してやる。トイレ掃除も、ゴミ捨てもやる。私人としてというよりも、公人として動く。これこそがオフィス長であると思います。

青栁営業は、頑張れば成果が必ず出てくるわけでもありません。例えば、思うようにいっていない生涯設計デザイナーを目の前にして、一緒に考え、行き先を見つけ、成果に結びつく手助けをする。せっかく夢や希望を抱いて入社したのだから、その人の期待に応えられるよう努める。オフィス長とは、そこが要の仕事と言えるでしょう。

前田確かに成果だけに囚われると、モチベーションは下がってしまう。自分が受け持つ生涯設計デザイナーに、その成果の先にある使命感や夢、希望に気づいてもらうことが大切ですよね。「あなたの活動には、こういう意味がある」「こう活動したから、こういう路線が見えてくる」といったことを発しながら、生涯設計デザイナーたちの日々の活動の道しるべになること。でも、手を出しすぎても生涯設計デザイナーの育成につながりません。かといって、やらないと、その後が伸びない。難しい兼ね合いを、生涯設計デザイナーの感情や状況を見ながら、言葉を選んで対峙していくわけです。

SESSION02 どれだけ“出会い”、“寄り添える”か SESSION02 どれだけ“出会い”、“寄り添える”か

青栁就職活動の際、学生ながらに経営には興味があったので、仕事をしながら経営を学べる、その一点で入社を決意しました。当然、純粋にここで一番になろうという想いはあったので、1年目は、がむしゃらに営業活動に取り組む毎日。個人営業を通じて、保険の基礎を学びました。お客さまとの出会いはめいっぱいあるので、しっかり鍛えられます。この期間を終えた頃、あらためて同期の仲間を見渡すと、あ、みんな変わったなと感じ、逆に彼らから見れば、私の成長がわかったはずです。お互いに2年間、みっちり営業活動を続けた証ですね。

前田私も漠然とした想いで、この世界に入ってきましたが、続けられたのは、基本的にお客さまが好きだからだと思います。お客さまに寄り添っているという感覚。人として寄り添っていく。いわば絆、心の拠りどころと言ってもいいでしょう。5年間でどれだけ多くのお客さまに寄り添えるかが、この仕事の鍵を握っています。Face to Faceを大切にするその根幹は変わらない。長く勤め、「あなた、まだ頑張っているのね」というイメージを持っていただけると最高ですね。Ⅰ期、Ⅱ期は個人、法人の営業を通じ、保険とは何かを学びます。だけど、Ⅲ期からは生涯設計デザイナーとともにお客さまのところに伺い、お話を聞くという流れ。教えるばかりでなく、生涯設計デザイナーたちの営業スタイルから、あらためて発見することも多いですよ。

青栁東北赴任で東日本大震災を経験しました。あのときの生涯設計デザイナーの動き。なぜ生涯設計デザイナーたちは、水もない、バスもでない、食料もないというときに、あんなに被災地を回れたんだろう。安否確認しています、大丈夫でしたか。給付金の請求漏れはありませんか。そんなことを気にかけながら、動いていました。

前田精神的に極限に近いあの状態で、そこまでお客さまのことを考え行動できたとなれば、素晴らしいこと。感動しますよ。

青栁そうです。赴任時の一番の衝撃でした。それほど、お客さまのことを想って働いていたんだなと。いざというときの動き方がぜんぜん違う。これが生涯設計デザイナー本来の活動。万一の際にサポートをする。まさに、生命保険の営業を目の当たりにした瞬間でした。

前田人は、人によって磨かれる。決して知識、学問だけではない。私はこの言葉が好きで、ずっと信じています。Ⅰ〜Ⅴ期のカリキュラムでは、まさにそれを体感することができる。お客さまに磨かれ、支社の生涯設計デザイナーたちに磨かれ、そんな中で生涯設計デザイナーに対する想いを強く持てるようになりました。数字とは切っても切り離せない世界なのに、心に響くシーンが積み重なっていく。充実した毎日です。

SESSION03 人を動かす、というハードルを越えて SESSION03 人を動かす、というハードルを越えて

青栁カリキュラム後半のⅣ期、Ⅴ期でも、年齢は生涯設計デザイナーの方が上のことが多い、しかし立場は私の方が上。60歳近い生涯設計デザイナーたちに対しても、厳しいことを言い続けなければなりません。

前田生命保険という安心をお届けし、お客さまとの絆をつくっていくことを通じて、感動を味わってほしい。その点は絶対ブレずに指導してきました。

青栁生命保険の加入にあたってはいつも、いちばん考えがたい「万が一」をお客さまに想像していただくところから始まります。多分生涯設計デザイナーたちは、私の見えないところで、お客さまからたくさんのお断りや辛いお言葉をいただいているはずです。自分が判断して動くならまだしも、オフィス長は生涯設計デザイナーたちを動かさなければなりません。

前田その通り。そこで生涯設計デザイナーたちに「今日お断りを受けたとしてもがっかりしなくていい。だけど世の中、絶対に最期を迎えない人なんていない、今まで元気でやってこられた人に対して、なにがしかの問題提起ができたと思えばいい。今やっていることは無駄じゃない」と。

青栁厳しい姿勢を続けるうち、何かあったときに、必ず声をかけてくれるんですね。私を受け入れてくれるわけです。本音でぶつかりあい、真剣にやってきたからこそ、その想いが伝わったのだと思いますよ。私が仙台の営業オフィスを離れる際の送別会のときも、あんなに叱咤したその生涯設計デザイナーが、応援団長の格好をして、フレーフレーなどとエールを送ってくれました。正直、心を揺さぶられました。

前田いい体験をしましたね。思うに、心と心がぶつかりあった、その先に感動があるんだと思います。まずは、生涯設計デザイナーたちに、使命感を持ってやってもらうことが大事です。仕事とはいえ、お金だけでは人は動いてくれません。やはり、心を突き動かす使命感を持つように育成することが大切ですね。

SESSION04 オフィス長は通過点、その先を見据えて SESSION04 オフィス長は通過点、その先を見据えて

青栁将来に目を向けると、機関経営職はもちろん、一緒に働く生涯設計デザイナーたちにもっともっとスポットライトが当たるようになってほしい。生命保険とは、万一何かあれば役に立つ、社会保障制度を補完する役割を持った社会にとって必要不可欠な分野。その販売を行う生涯設計デザイナーたちに、これまで以上にスポットライトが当たるようになってほしい。オフィス長として、私が出会った生涯設計デザイナーたちには、ぜひ成功してほしい。幸せになってほしい。そのまま第一生命に残るにしても、別の会社に移るにしても、何か事業を起こすにしても、私と出会って会話した一つひとつの言葉が役に立つことを願っています。私は将来支社長になりたいです。支社経営を通じて第一生命の業績に貢献したいですね。さらに、できることなら、第一生命というブランドを通じて、生命保険業界を引っ張っていきたい。それぐらいの気持ちでいます。

前田生命保険会社の営業オフィス経営を担う者として、さまざまな経営者の方と対等に話ができる人間になっていきたいです。懇意の経営者の方などとお話ししていても学ぶことばかりです。時事問題や経済の話ができる社会人として、質の高い、器の大きいものをめざしたいと思います。第一生命の営業オフィスのオフィス長を任されたからには、組織経営をする者として、動く、考える、判断する必要があります。経営者として恥ずかしくない見識を持ち、自分の意見をしっかり言えて、社会に貢献でき、経済に貢献できることが大事だと考えます。

SESSION05 仕事への、人生への半端ない情熱、大歓迎 SESSION05 仕事への、人生への半端ない情熱、大歓迎

青栁この仕事は、確かに大変だと思います。成果をあげて、給料を上げて、充実した生活を送る。しかし、その幸せも、やはり、お客さまとのつながりから得られる「やりがい」あってこそ。お客さまのご家庭で、0歳のお子さまが5歳、10歳、高校生、大学生とだんだんに成長される姿を見ている生涯設計デザイナーもいます。まさに家族そのもの、肉親に近い存在。そうした存在になることが、Face to Face。それをめざすのが、生命保険営業。チャレンジ精神、大歓迎です。ここでのし上がるんだ、トップをとってやるんだという熱い気持ちのある人にこそ、来てほしいですね。いろいろなことに興味を持って、失敗をステップに成長できる。人によっては、何倍も大きくなれるチャンスがいっぱいあります。向上心さえあれば、必ず成果がついてくるはずです。

前田とにかく情熱を持った方に来てほしいですね。目的を持って、がむしゃらに進める人。人と接する職業なので、なんでもいいから熱くなれて、一生懸命になれる人の方がいい。そんな人に来てもらえたら、第一生命はもっと伸びます。社員本人だけでなく、企業として上をめざせる。私も入社当時は、保険が社会の役に立っているかどうかなど、なかなかイメージできませんでした。それでも一意専心に突き進んだものです。カリキュラムは毎年やっていくことが変わるので、マインドもリフレッシュ。1年目が仮にダメでも、2年目に成功する場合もあります。第一生命では、どこのセクションに行っても、成果はあげられます。チャンスは山ほどある。つかめるかどうかは、自分次第。ぜひチャレンジしてほしいですね。